こんにちは、エボデボの唐原です。 本日、エボデボのコーポレートサイトをリニューアルして公開致しました。 創業以来約1年間利用してきた以前のサイトは、正直間に合わせで作ったサイトでした。...
企業サイトの種類と役割をご紹介
企業サイトにはさまざまな種類があり、目的に合わせて使い分ける必要があります。本記事では企業サイトを大きく10種類に分け、特徴や役割などをご紹介します。
■企業サイトとは?
「企業サイト」とは、企業が自社の事業内容や商品、サービスの情報を発信するためのwebサイトを指します。
かつては企業の情報を多くの人に知ってもらうために、会社案内の資料やパンフレットなどを配るなどの方法が主流でした。しかし現在ではweb上にサイトを持ち、代表挨拶や社風を伝えたり、商品のPRに役立てる企業が多くなっています。
一言に企業サイトといってもその種類はたくさんあり、「コーポレートサイト」や「オウンドメディア」などとも呼ばれます。本記事では、さまざまな企業サイトの種類と特徴をご紹介いたします。
■企業サイトの種類と役割
コーポレートサイト
コーポレートサイトは、広義では企業が運営している全てのwebサイトを意味しますが、一般的には会社概要や企業理念、プレスリリースなどのコンテンツをメインに情報発信を行う企業の公式サイトを指します。より多くの人に企業の情報を知ってもらうことが目的です。
しかし、近年ではコーポレートサイトでありながらコンバージョンポイントを設けるという構成もよく見かけるようになりました。たとえば、求職者をターゲットに採用ページに力を入れたもの、顧客獲得のためにサービスサイトに近い作りとなっているものなどが挙げられます。コーポレートサイトは、予算やターゲットに合わせてコンテンツを準備する必要があるのです。
もちろん可能な限り、多くのターゲットに訴求できるよう心がけたいものですが「予算的に難しい」、「ターゲットが絞りきれず効果が上がらない」などの懸念が生じてしまいます。そこで、目的に合わせて別サイトを設ける企業が増えています。
サービスサイト
サービスサイトとは、商品やサービスの顧客をターゲットに、コーポレートサイトとは別に立ち上げるサイトで製品サイトとも呼ばれます。BtoB、BtoC問わず、いずれの場合も効果が見込めますが、新規顧客よりも見込み顧客に対してアプローチをかけるケースが多いです。
ターゲットに合わせて構造を工夫し、リピーターにつながる情報の発信を行います。
ブランドサイト
ブランドサイトは、商品やサービスのみならず、企業のブランド価値を高めるためのサイトです。
「どういった経緯で企業が成り立ったのか」「何をしている会社なのか」などブランドストーリーを詳しく紹介し、訪れたユーザーに認知してもらいます。表現を工夫し、競合との差別化や、信頼性の獲得、購買意欲の促進などにつなげましょう。
リクルートサイト
リクルートサイトは、企業の採用活動に特化したサイトのことで、企業によっては新卒向けと中途採用向けで分けて制作する場合もあります。
採用活動に特化とご紹介しましたが、実際にはリクルートサイトのみで成果を上げるのは難しく、基本的には外部の転職サイトやエージェントとの連動や併用で運営するケースがほとんどです。
IRサイト
主に株主や投資家向けの企業情報を扱うサイトで、近年ではIRサイトをコーポレートサイトのヘッダーに共通化している企業がほとんどです。
財務状況や経営状況などの業績を開示し、投資家に出資してもらえるよう働きかけます。
IRサイトを制作する際は、セキュリティ問題に注意する必要があります。機密情報が一般公開前に漏洩しないよう、セキュリティに配慮したシステムを導入し、ミスを徹底的に避けましょう。
プロモーションサイト
プロモーションサイトは、商品やサービスの販売促進のためのキャンペーンと連動したサイトで、「キャンペーンサイト」とも呼ばれます。
BtoC向けの商材を扱うことが多く、期間限定で運営されることがほとんどです。主なゴールは、商品を認知してもらう、興味を持ってもらう、購入してもらうことなので、キャンペーンへの応募や商品の購入などなにかしらのCTAを設けて運営します。
ランディングページ
ランディングページは商品の購入やお問い合わせなどのアクションを誘導するサイトで、1ページの縦長のレイアウトとなっています。その1枚の中で営業を行うイメージとなっており、リスティング広告やSNSなどから流入したユーザーが知りたい情報を集約し、コンバージョンの向上を図ります。
ECサイト
ECサイトは、いわゆる「ショッピングサイト」のようなもので、商品やサービスの売上を向上させるためのサイトです。商品紹介のみならず決済機能も兼ね備えており、その場で購入が可能です。
ECサイトには、複数の店舗が集まる「モール型」と1店舗のみで運営する「単独型」があります。モール型の場合、すでにシステムが構築されているため、システムに沿って登録をするだけで出品ができます。単独型として構築する際は、ユーザーが商品を購入する際にストレスにならないようなUIを心がける必要があります。
オウンドメディア
オウンドメディアは、自社が抱えるすべてのメディアの総称です。近年では、他のサイトとの区別として、自社の持つブログ型のコンテンツに対して使われることも多くなっています。
商品やサービスの認知や購入、また企業のブランディングとしても効果的で、SEO対策を考慮した運営を実施するのが基本です。
社内ポータル
上記にご紹介したサイトは、外部向けの情報発信や宣伝を目的としていましたが、社内ポータルは文字通り、社内での情報共有を目的としたサイトです。
主に業務に使用するさまざまなツールを一元化したり、スケジュール管理や掲示板などで情報を共有し共通認識を持つために活用されます。
■目的別の使い分け
企業サイトを制作する際に重要となるのが、目的の明確化です。
サイト運営の目的は、「認知・集客」「採用」「購買活動」と大きく分けて3つあります。目的に合わせてどの種類のサイトを制作すべきか、どういったコンテンツにしていくのかを決める必要があります。
もちろん、期間や予算を考慮するとこの限りではありませんが、以下に目的別にマッチしたサイトをご紹介します。
「認知・集客」
コーポレートサイト、ランディングページ、プロモーションサイト、サービスサイト、オウンドメディア
「採用」
コーポレートサイト、リクルートサイト、オウンドメディア
「購買活動」
ECサイト、サービスサイト、ランディングページ、ブランドサイト
■まとめ
企業サイトにはさまざまな種類があり、その定義は意外と曖昧なものとなっているため、今回は大きく10種類に分けてご紹介しました。
サイトを制作する際は、それぞれがどのような役割を果たすのかを考え、目的に合わせた運営を心がけると成果につながるはずです。
弊社では経験豊富なコンサルタントが課題解決に向けた最適なサイト制作をご提案いたします。
何か気になることやご不明点などがありましたらお気軽にご相談ください。