コンテンツまでスキップ

Webサイトの写真選びのコツをご紹介

Webサイトにおける写真は、言語化しにくい情報を伝える重要な役割を担っています。本記事ではコンテンツに沿った写真を選び、良質なWebサイトにするためのコツをご紹介します。

 

■良質なWebサイトとは

現在、ネット上にはさまざまなWebサイトが存在しています。

たくさんのWebサイトが存在する中で、多くのユーザーに価値をもたらすためには、他サイトとの差別化を図りながら良質なWebサイトを運営する必要があります。

では、どのようなWebサイトが良質なWebサイトと言えるのでしょうか。

最も重要なのは、ユーザーに満足してもらえるコンテンツを準備することです。ユーザーにとって利便性の高いサイトがGoogleからも「良質なサイト」として認められます。

ユーザーの求める情報が論理的にしっかり整理されていること、知りたい情報が上手くまとめられていて正確かつ分かりやすく組み立てられているかを心がけましょう。

そのためには、情報の整理整頓を行い、必要な情報だけをいかに上手くまとめられるかがポイントになります。整理整頓・調査・装飾この3つを意識するとWebサイトの作成をスムーズに行うことができます。

今回は、装飾に大きく関わる「写真」についてご説明します。

■Webサイトにおける写真の役割

多くのWebサイトには、当たり前のように写真や画像が使われています。

「このページは文字ばかりだから写真をいれないと」「なんとなく隙間を埋めたいから写真をいれよう」など無意識に考えて入れている方も多いと思いますが、写真の重要性を理解し意味のある情報として利用すればさらなる効果が期待できます。

写真をうまく活用すれば、テキストだけでは伝えにくい情報をユーザーがイメージしやすい形で提供できます。また、印象を残しブランディング価値の向上につながることもあるでしょう。

いくら興味のある内容であっても、文字が多すぎると読み疲れてユーザーは飽きてしまいます。しかし文字が少なすぎてもSEO的に効果が見込めません。写真などで小休止を入れると、ストレスなく読み進められ離脱の防止にもつながります。

ただし、良質なコンテンツに求められる「無駄のないコンテンツ」に仕上げるために、本当に写真が必要なのかという視点を忘れてはいけません。

 

■写真選びの大前提

コンテンツの作成時に写真を入れる必要があると判断した場合、まず以下の3つの条件を意識することをおすすめいたします。これらは写真選びの際の大前提となるポイントなので、必ず確認しましょう。

 

・画質

拡大された画像は粗くなってしまい、サイトのクオリティを下げてしまう要因になります。かといって解像度の高い写真を使用するとページの読み込みに時間がかかり、ユーザーが離脱してしまう可能性があります。

現在、高画質なディスプレイが出回っており、粗い画質のものはユーザーに不快感を与える可能性があるので、ある程度の質は保つようにしましょう。解像度72dpi~96dpiくらいの写真を準備することをおすすめいたします。

 

・著作権

フリー素材などの写真を使うときは特に注意しなければなりません。フリー素材とはいえ、著作権は著作者にあるため、利用規約をしっかり読んでから範囲内で利用してください。

1番安全なのは、オリジナル画像を作って使用することです。オリジナル画像であればコンテンツに最適なものを準備でき、他サイトとの差別化も図れるため、クオリティの高いWebサイトが作成できます。

 

・カンプデータ

カンプデータとは、有料写真素材サイトなどで、デザインを作成・検討したりするために配布されているサンプル画像のことを指します。実際に使用する際には、画像を正式に購入し、ダウンロードを行わなければなりません。

カンプデータを把握せずに、画像を勝手に使ってしまうと著作権の侵害になってしまうので注意が必要です。

 

■良い写真の選び方 

実際に写真を選ぶ際は、上記でご紹介した大前提を守りつつ行います。本章では、写真選びの具体的な手順をご説明いたします。

インターネット上には、ホームページ制作で利用できる写真を公開しているサイトがたくさんあります。

無料で使えるものから、有料で利用権を販売しているものまでさまざまな種類があるのでサイトに合った写真を探してみましょう。

 

まず、作成したいWebサイトのイメージに合う要素をキーワード化し、上記サイト内やWeb上で検索します。その際、合致するキーワードを複数個使用すると探しやすいです。

もちろん、自身で撮影した写真やプロに依頼した写真など自身で用意した写真であればより良いです。

ひとまず、この段階では吟味はせずに、複数枚の写真を集めましょう。おおまかな要素ごとにグループ分けをしておくと、あとでスムーズに作業が進むのでおすすめです。

次に、サイトの色合いや雰囲気に合う写真を分類したグループから精査していきます。
独自性が高く、印象に残りやすい写真を選び、他社サイトとの差別化を意識しましょう。

 

最後に、選んだ写真にタイトルをつけてみます。つけたタイトルとコンテンツに乖離がないかを最終確認しておくと統一感のあるコンテンツに仕上げることができます。

 

いかがでしたか。今回は「Webサイトの写真選びのコツ」についてご紹介しました。
Webサイトに写真を使用する際は、写真の持つ役割を理解し、条件に合致した写真を選びましょう。

また、数あるWebサイトを実際に見て参考にするのもおすすめです。
集客につながる良質なWebサイトづくりにお役立ていただけますと幸いです。