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SNSマーケティングとは?手法と事例を合わせて解説!
みなさんこんにちは。ライターの森です。今やSNSは年代問わず日常的に使用するのが一般的になりました。SNSマーケティングという言葉もよく耳にしますよね。今日はSNSマーケティングについて、手法や事例を交えながら解説していきます。これからSNSマーケティングを始める人はぜひ参考にしてくださいね。
SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングの特徴
SNSマーケティングとは、SNSを活用したマーケティング手法です。SNSの拡散力を活かして、集客や商品の販売の認知から購入までの導線を確率させることができます。以前はSNSの運営が主流でしたが、近年ではインフルエンサーマーケティングやSNS広告などを取り入れる企業が増えており様々な手法でユーザーにアプローチができます。
SNSマーケティングのメリット
メリットとしては様々あるのですが、SNSが他のツールと違う点は拡散力が圧倒的に高いという点です。良いコンテンツを配信できると、サービスや商品の認知から購入までをSNSの中で完結することができます。SNSのみで集客を行う企業も増えていますよ。また集客だけではなく、ブランディングとしても活用できます。運用自体は無料で行えるので、上手くいけばブランディングと売上向上の二軸を無料で行えます。
SNSマーケティングのデメリット
良いことばかりのSNSマーケティングですが、デメリットもあります。拡散力が高いので炎上には注意が必要です。炎上するとブランドの質の低下、顧客離れにも繋がります。発信する情報はきちんと精査しましょう。またSNSに限ったことではないですが、成果を出すまでには時間がかかります。特にブランディングよりコンバージョンが目標の場合は更に時間がかかります。コツコツ長期的に運用することで、資産になっていきます。
代表的なSNSと特徴
SNSマーケティングを始めるにあたり、自社に合ったSNSを選定することが大切です。近年よく利用されるSNSを解説していきます。
導入時は10代や20代などの若い層が利用していましたが、近年では幅広い層が利用しています。最大の特徴は写真や動画などビジュアルに特化しています。アパレルや美容、飲食など、ビジュアルで訴求できるサービスに向いています。通常の投稿だけではなく、24時間で投稿が削除されるストーリーズでコミュニケーションを取るなどアプローチの幅も広いです。
Instagramと同じmeta社が運営している世界最大ユーザーを持つSNSです。実名性の登録になっているので、他のSNSに比べてリアルに近いコミュニケーションが取れます。日本では利用年齢層が高く40代〜50代のビジネスマンがメインです。ビジネスで知り合った人と名刺代わりにフォローし合うケースが多いようです。
拡散力が圧倒的に高いSNSです。リツイート機能があるので長く運用をしなくても、1つのコンテンツが良ければいきなりバズることもできるSNSです。導入時は若い世代のユーザーが多かったのですが、発信はテキストベースになるので、近年ではビジネス層も増えています。
LINE
電話やメッセージを無料で利用できるコミュニケーションツールです。幅広い年齢層に利用されています。企業アカウントでは無料スタンプをユーザーにプレゼントし、情報発信をするケースが多いです。
TikTok
1分前後の短い動画に特化した動画配信ツールです。動画の撮影、編集、投稿までを全てTikTok内で完結できます。ユーザー層は10代〜20代の若い世代が中心で、ダンスコンテンツが人気です。近年ではレシピやメイクなどのハウツーやニュース動画など、学び系のコンテンツも注目を集めています。
youtube
TikTokに比べて、長い尺の動画を投稿できる世界最大級の動画配信ツールです。ユーザーが動画に対してコメントや評価をつけることができ、人気の投稿者はYouTuberとして広告配信で収益を得ることができます。
SNSマーケティングの代表的な手法と事例
SNSマーケティングの事例を手法ごとに解説していきます。
SNS運用
公式のSNSアカウントを使用し、発信やユーザーとコミュニケーションを取る手法です。無料で始められるので取り組みやすいですし、ブランディングと売上拡大の両軸で運営できます。
【運用事例】
企業:icotto(旅行情報メディア)
利用SNS:Instagram
URL:https://www.instagram.com/icotto_official/?hl=ja
女性向け旅行メディアのアカウントです。Instagramの特性を活かし、写真や動画で「行ってみたい」「体験してみたい」の声を集めてファン作りをしています。また、Instagramの機能を最大限に活かしているのが特徴です。投稿はホテルの雰囲気が分かる画像を、ストーリーズではアンケート機能を利用するなど機能の特性を活かして運営しています。
SNS広告
SNSに配信できる広告で、ターゲットを決めたり、ユーザーが見ている時間に配信するなど細やかな設定ができます。拡散力が高いので、まずはユーザーに認知させていきたい企業におすすめです。
【広告事例】
企業:京都やまちや(健康食品メーカー)
利用SNS:Instagram広告、facebook広告
URL:https://www.yamachiya.co.jp
参照:https://roboma.io/blog/marketing/use-case-of-facebook-advertisement/
京都発祥の健康食品ブランドです。ウェブサイト訪問者や商品購入者に写真と動画広告を活用し、広告コンテンツを見た利用者の売上が45%上がりました。新規のユーザーの獲得だけではなく、このように既にサービスや商品を知っている人に向けて広告を配信することも可能です。
SNSキャンペーン
ユーザーにフォローやいいねなどを促し、対価としてプレゼントを用意する施策です。ブランドの認知拡大や販売促進に繋がります。
【キャンペーン事例】
企業:カルビー
利用SNS:Twitter
URL:https://twitter.com/calbee_jp?lang=ja
カルビーは度々Twitter上でプレゼントキャンペーンを行っています。リツイート&フォローでプレゼントなどベーシックなキャンペーンから、クイズに答えた人限定のキャンペーンなど、ユーモア溢れる企画でユーザーを飽きさせません。
インフルエンサーマーケティング
SNSで影響力のあるインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、ブランドの認知拡大や売上拡大に繋がるマーケティング手法です。インフルエンサーそれぞれに強いSNSがあるので、どんなSNSを利用するかによってそのSNSに特化しているインフルエンサーを選定しましょう。
【インフルエンサー事例】
企業:エステティックTBC
利用SNS:Instagram
URL:https://www.instagram.com/p/BjEmRdDFE2k/?hl=ja
エステティックTBCではイメージの向上に繋がるインフルエンサーやタレントを起用し、商品のレビューを投稿しています。影響力も大切ですが、自社のイメージに合うインフルエンサーを選定することで企業のイメージUPに繋がるので選定は慎重に行いましょう。
SNSマーケティングを行う上でのポイント
自社に合ったSNSの選定を行う
【代表的なSNSと特徴】で解説したように、SNSによって特性や利用層が異なります。商品やサービスの内容がどのSNSにマッチするのか、どのマーケティング手法が良いのか、慎重に選定しましょう。自社に合ったSNSと手法を活用することで、効果は何倍にも膨れ上がります。
KPIを設定する
まずは認知をしたいのか、コンバージョンを取りたいのかなど最終目標を設定しましょう。目標を設定できれば、KPIを設定しましょう。
SNSではフォロワー数、エンゲージメント数など様々な項目があるのでKPIによって目標値を設定していきましょう。KPIの設定がなければ目標値がないので日々の運用が難しくなります。効率よくSNSを伸ばすためには必ず設定を行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。SNSマーケティングについてと、手法や事例についてお伝えしました。SNSマーケティングは奥が深く、長期的に運用して効果が出る手法です。他記事にもSNSマーケティングの情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。